結城友奈は勇者である・大満開の章 感想・考察
第1話 青春の喜び
サブタイはクロッカス(アヤメ科・クロッカス属)の花言葉。
1期最終話を踏まえ、久々の青春の日々を取り戻した友奈たち。
冒頭神世紀300年・ゆゆゆ1期の最終回シーンからスタート。
時系列的には、1期→(3期1話)→2期(神世紀301年)となっていました。
直後に友奈ちゃんを元の世界に導いた青いカラス(ワカバード)が飛んでいき、乃木若葉の『生きろ』の声。
まずは、PVで出てたバンドシーンから。荒ぶるそのっち。
と、何気ないシーンに見せて、3期全般に言えることとして、友奈ちゃんの牛鬼顔が多かったり、友奈ちゃんが意図的に脇役ポジション(バンドのパフォーマーとかサバゲ―ですぐにやられたりとか)として描かれているのは気になる。
いつものカラオケ屋・マネキネコに切り替わって、PVにもあった「ありがとう、私たち普通の女の子に戻ります」(もちろんフラグです・・)
カラオケでノリノリの夏凜ちゃん。
風先輩が言うみたいに、ハリネズミみたいに刺々してた子が、1期ラストで勇者部の一員として戦うようになり、一番成長がわかりやすく描かれてる点が、夏凜ちゃんの人気の理由の一つなんだろうなと思う。
お次はサバゲ―シーン。
そのっち・東郷さん(わっしー)が生き残っていて、わすゆ出身者の戦闘力の違いを垣間見た気がする。
ここでも友奈ちゃんが傍観者のポジションなのは、勇者の章で天の神の祟りを受け、神婚の囚われの身となる(助けを待つ存在になる)ことへの暗示?
一之宮公園に移って、キャンプをする勇者部。
「昔お父さんとキャンプに行った」ていう友奈ちゃん。
みんな楽しそうで、平和で、こんな日常回をずっと見ていたいけど、このキャンプシーンでPVで登場した日常シーンをほとんど消費してしまったことに・・
あと絶対触れておかないといけないのが、ここの髪下ろし夏凜ちゃん。
可愛すぎてしばらく眺めていたほど。3期は特に夏凜ちゃんが可愛く見える気がする。
風がかけてる牛乳瓶の底みたいなメガネは、2期・勇者の章でかけてたやつ。
この時期からつけ始めてたんだろうな。
銀ちゃんにまだ会いに行けてないわっしーとそのっち。
神樹館の3人の勇者は確かに存在していた。
それなのに、その記憶を一時は失っていたわっしー。
今は東郷さんになったけど、わすゆの3人は不滅なんだと改めて感じた。
父母ヶ浜で讃州中学勇者部6人の記念写真。
ここで友奈ちゃんだけ目をつむってる点や、写真を撮ったら反転してる点が一部考察になってるのを見たけど、ここは単に内カメで撮ったからというだけで特に意味はなさそうなのかな。
美顔アプリを使うと、BUNBUN先生の絵に変わったのは粋な演出で好きです!
帰り道のゆうみも。
「お役目から解放されてよかった」
ここで映る太陽がくすんでいて、何となく不穏な雰囲気を醸し出していて、
会話の内容とは裏腹にまだ戦いが終わっていないことを暗示しているよう。
当然、このまま日常回だけで終わらせてはくれず、東郷宅へやってきた大赦。
降りしきる雨が、今後の展開の雲行きの悪さを暗示している。
1話ラスト。ここで思わず声が出た人も多いはず。
ここで『楠芽吹は勇者である』(くめゆ)をもってきたか・・
と、次週へのわくわく感がすごかった。
メブ「総員、配置につけ!」
ついに次週、芽吹率いる防人組が地上波に登場します!
次回予告はくめゆの防人組のセリフでした。
上記執筆時点で5話まで進んだ段階なのですが、
結城友奈は勇者である・大満開の章は本当に制作陣の作品愛を感じて、視聴者としても本当に嬉しい。
最初は讃州中学だけの勇者部に、わすゆ、くめゆが加わって、
さらに5話でのわゆがくわわって・・
(FODがくめゆ、のわゆ全メンバー勢ぞろいキービジュを1話時点でお漏らししてたそうで、見なかったものの何となく察してしまったの残念だけど・・)
本当に作品愛を感じるし、あくまで讃州中学勇者部の視点で、
くめゆ・銀ちゃん・のわゆと挟んでいくのが上手いな、と。
引き続き勇者たちの勇気のバトンがどう紡がれていくか、
わくわくして目が離せません。